2017/08/31

採用面接に備えて必要なことと不要なこと

皆さまこんにちは。キャリアコンサルタントの田中道博です。

8月ももう終わりですね。夏生まれの私はこの時期が過ぎ去るのを毎年寂しく感じます。
でも、今年はカブトムシの幼虫が20匹近く孵り、来年の夏が楽しみでもあります。
皆さまにとって、この夏はどのような夏だったでしょうか。

さて、本題です。今回のテーマは「面接試験」について。

転職支援をさせていただいていて実感することの一つに、面接試験の難しさがあります。

採用試験という特異な場

考えてみれば当然のことなのですが、人生において「採用面接」を経験する機会は少なく、改めて面接に臨むとなると一定の準備が必要だと思います。

社会人を経験する中で、商談や会議などコミュニケーションの機会を重ねて来られている方でも「採用面接」は独特の雰囲気があり、多くの場合は緊張を伴います。
「まぁなんとかなるだろう!」と高を括って臨み、結果うまくいかなかったというケースは珍しくありません。せっかくの人生の大きな選択の機会です。良い結果につなげたいですよね。

では、どのような準備が必要なのでしょうか。
以下に挙げたもの以外にもいくつかありますが、特に必要なものと必要でないものを整理してみます。

採用試験に備えて必要な2つのこと

  1. 徹底した自己理解

    能力的側面の理解も必要ですが、それよりも「自分とはどのような存在で、どのような価値観を持っているのか」「自身が理想とする自己像(ありたい自分)とはどのようなものか」「仕事を通じてどのように成長したいのか」「なぜこの仕事を志すのか」「なぜこの会社なのか」などの問いに答えられるよう自分に向き合うことが必要です。

    一般的に「自己理解」とは「興味」や「能力」を指すことが多いようです。いわゆる「マッチング」においては欠かせない視点です。しかしこれだけでは足りないと考えます。「仕事を通じて何を実現したいのか」が明確かどうかは人生の幸福につながる「核」と言えます。他に考える機会持つことは少ないと思います。転職のタイミグこそ自分に向き合う最大のチャンスかもしれませんね。

  2. 企業・仕事の理解(業界動向の理解を含む)

    調べられる範囲で深く、会社のこと、職務の内容、業界の動向などを理解しておきましょう。
    しかし思い込みは危険です。その会社が「どのような事業領域を持つのか」(ホームページで確認できること)よりも、その会社が「何を大切にしているのか」や「何をコアな事業領域と捉えているのか」に着目しましょう。業界全体の動向も調べましょう。その会社のライバルはどこか。その中で同社の課題は何か…と広く理解を深めましょう。

    一般的には年齢が上がるほど、会社のこと業界のことに対する理解と独自の視点を求められる傾向が強くなります。視座を高く持つことが大切と心得て臨んでください。

採用面接で不要な2つのこと

  1. 細かい想定問答

    当然のこと、「強み・弱み」「志望動機」「退職理由」など基本的な質問への準備は必要です。また「質問はありますか?」の問いへの準備もしておいた方がよいでしょう。
    しかし、必要以上に「想定問答」を準備しすぎて綻びが出てしまう例もあります。面接には「正解」があるわけではありません。本当の自分、飾らない自分を見ていただき、真の会社の姿を知る場です。鎧を着ても必ずその鎧を脱ぐ必要に迫られます。それよりも、想定外の質問への対応力につながるよう「自己理解」を深めておくことが大切です。

  2. 不安や緊張

    実存主義哲学の大家、セーレン・キェルケゴールは「不安は自由のめまいである」という言葉を残しています。また「不安」の研究者と知られる人間性心理学の代表的人物、ロロ・メイは「不安とは熱病のようなものだ」と言っています。発熱は病気との戦いであり、生きる力とも言えます。すなわち「不安」はある意味自分への期待の裏返しです。究極の成長の姿である「自由」(足かせ、呪縛、囚われなどからの解放)を目指すからこそ生じるものとも言えます。
    不安が生じたときは自身が成長に向かっているときと思ってください。生命力の表れなのです。どうせならその不安を楽しみましょう。緊張も同じです。 

自信を持って採用試験に向うために

いかがでしたでしょうか。

改めて申し上げたいことは、最も大切な「核」となりすべての土台となるものは「自己理解」であるということです。それも表面的なものではなく、自らの中心にある基軸(自己概念)を明確にすること。ぜひ、自分に向き合って見出していただきたいと思います。

しかし、「自分に向き合う」といってもそう簡単にできるものではありません。「内省」という言葉がありますが、それはある意味苦しみを伴うことでもあります。そこで大切なのが私たちキャリアコンサルタントの存在ということになります。

私たちコンサルタントは、上記のような「自己理解」への支援はもとより、面接に臨む際に必要となる各種サポートに本気で取り組んでおります。本気で転職を成功させたいと思ったときは、ぜひとも担当のキャリアコンサルタントにご相談ください。

この記事を書いた人

田中 道博

香川エリア担当

キャリアコンサルタントとしての活動に加え、社会保険労務士としての立場からも働く人をサポート。最近は、キャリアコンサルタント育成にも力を注いでいる。

【主な資格】
1級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)
JCDA認定 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
社会保険労務士

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